ここどこ

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ここどこ TITLE: ここどこ   ストーリー 僕は神の呪い的な方向音痴で、約束の場所にまっすぐ行けたことがない。どんなに頑張っても駄目で、一人では家の中でも迷うくらいなのだ。僕は時々調布の家を出て、うっかり九州や青森に流れ着いてしまう。(一つのカーブを間違える。別の街につく。まずいと思って電車に乗るけど、その電車が反対方向でさらに遠くの街に行く。それを取り戻そうとしてまた間違った新幹線に乗る。小さな間違いと焦りが重なるだけなのだ。本当に。・・日本が小さくて良かったよ)。とは言え迷うことも無駄じゃない。僕は遠くの街の親切な人たちと出会う。友達を作り、好きな人を作る。もう一度会いに行こうとしてもなかなかうまく迷えないが、でも手紙や電話をもらう。そんな僕が、迷い迷い、出会いを重ねて大人になっていく・・。 企画意図 道に迷ったり遠回りすることが無駄足にならないのはいろんな景色や人にそれぞれの魅力や楽しみがあるからで、それはつまり世界が善いものだからでしょう。単純な性善説を唱えるつもりはないですが、困った人を助けるくらいの善意って普通にありますよね。失敗から生まれる幸運って沢山ありますよね。『ここどこ』の素朴な優しさが、いろいろ肯定してくれるはずです。主人公とその周辺の人たちは大変そうですが。 企画概要 原案 舞城王太郎 脚本 迷った先で出会うのはいろんな《奇妙な人》じゃなくて《普通の人》です。 演出 優しさには繊細なリアリティが必要です。普通の人の普通の優しさを! 企画 リアルコーヒー・エンターテイメント

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