運命作家
TITLE: 運命作家 The Destiny Writers
ストーリー
僕はある日突然やってきた《運命編集者》を名乗る人物から《運命作家》に任命されてしまう。仕事の内容とは、ある地区の住人のこれからの出来事を創作していくことで、僕が書いた通りのことがそこでは起こる。この世の大部分の出来事は《運命作家》の創作で、残酷な話だけど、そこには《主要キャラ》と《脇キャラ》がいるのだ。とりあえず執筆を始めたが、会話が不自然だったり事件が唐突だったり全然動いていないキャラがいたりして大変だ。でもどんどん慣れていくうち、僕は自分の作った女性キャラに恋してしまう。《恋人》と別れさせ、僕はじかに《彼女》に会いに行く。でも《彼女》の愛情が自分の創作だと知っていて辛くて、やっぱりもう会うのはやめることにするが、僕は知らなかった。物語のキャラというのは作家の意図とは別に動き出すことがあるってことを・・。
企画意図
人いろんな作家が言ってますが、キャラが勝手に動き出すことって本当にあるのです。そして脇役だと思ってたキャラが思いもがけない活躍をしたり、何気なく書いた小物や出来事が後になって効いてくることだって沢山あるのです。物語って何なんでしょうね?物語が人間の意識の根源から発生するのなら、感情すらコントロールできない私たちには制御しようがないですね。
企画概要
原案
舞城王太郎
脚本
この主役の《運命作家》すら誰かの創作したキャラだったりして・・という要素を入れるとかなり物語は複雑化しますが、できれば挑戦してみてください。
企画
リアルコーヒー・エンターテイメント
Categories and tags of the game : Drama, Single Player