未来予見者友の会
TITLE: 未来予見者友の会
ストーリー
交通事故から目を覚ますと、僕は未来予見者になっている。ふとしたときに、近未来に起こる出来事を垣間見てしまうのだ。戸惑う僕のところに「愛媛川」と名乗る男がやってきて僕を連れ出す。愛媛川とその道ばたに立ったとき、僕は、そこでこれから起ころうとする凄惨な交通事故を幻視する。何かがきっかけとなり、そこで玉突き事故が起こるのだ。そのきっかけが具体的には判らなかったけど、僕はとにかく慌て、車の流れを止めようとするが、ところがその僕の行動がきっかけとなって事故は起こるのだった・・!
ショックに打ち拉がれる僕に愛媛川が言う。「運命には抗えない。抗おうとすることもまた運命に組み込まれているからだ」と説き、優しく笑う。「運命を、ただ一人で見守ることは辛すぎるだろう。君と同じものを見ている者はたくさんいる。『友の会』に入り、一緒に泣こう。一緒に喜ぼう。そうすることで悲しみは和らぎ、楽しみは倍増するよ?」
「友の会」と対立する、未来を何とか変えようとするグループの存在も知って、僕の苦悩は続く。
企画意図
未来のことって、実際全く判らない訳じゃなくて、予想される未来ってありますよね。で、そこに悪い結果があるのに、なんとなく放っておくことってありませんか?見ないでやり過ごそうと決めた訳じゃないのに何となくそうしてることってありませんか?その悪い未来ってこの主人公が直面するような不可避なものでしょうか?苦悩する主人公を見つめることは、私たちが未来に対して怠惰になってないかを確認するいい機会になるのではないでしょうか?
企画概要
原案
舞城王太郎
脚本・監督
テーマ、結構重いです。でも逃げずに奥へ深くへ踏み込んで下さい。
主人公
衝撃の表現としてNG→「あわわ」、「そ、そんな」、過剰な涙
企画
リアルコーヒー・エンターテイメント
Categories and tags of the game : Experimental, Horror, Single Player